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2006.06.13

ハンターY

おいらの名前はハンターY
いつもどこかを見張ってる
神経休める暇もないのさ
辺りは獲物の気配塗れで


ホラその物陰の奥の裏で
誰かがこっそり動いたろう?
あいつの名前は バギーA
ハイエナみたいなやつなのさ

見つかりゃ逃げる それでもやつは
隙を窺いこちらを見張る
ちょっとも油断ならない相手だ
こちらが獲物になっちまう

おいらが油断をしたその隙に
あいつはおいらの側まで動いて
おいらの獲物を掻っ攫う
そうして自分の獲物にするのさ


おいらの名前はハンターY
眠る間もなく辺りを見回す
少しの物音 それも逃さず
やつらの息の根止めるまでは


ホラ頭上の木に居座るのは
アイツこそが悪魔の源
コードネームはデビルスG
いつも陰で笑ってやがるよ

発達しきれずおいらの体じゃ
空を飛ぶのは叶わない
アイツはそんなおいらを尻目に
木を飛び移り ほくそ笑むのさ

目の前まで来てすぐに逃げては
またやってきて 獲物を物色
おいらと目が合い 互いに牽制
デビルスGは 未だ倒れず おいらを哂う


おいらの名前はハンターY
いつかやつらを殲滅しようと
胸にかたく誓いを抱き
ハンターYは今日もゆく
熱帯の中 獲物を探して


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Posted at 18:26 | 私的詩 | COM(3) | TB(0) |
2006.06.06

散文なるままに

 いつもそれは頭の中できちんと
 咀嚼 ごくり 飲み込む寸前の味わい

 覚えているよ いつだって 反芻している
 はず なのだと思うよ きっと 多分ね

 彼女の手は いつだって 愛しの我が子を撫でて
 撫でて 撫でて ただ撫でて ときに 叩いて
 彼女の受けた愛情を 今は返すべき相手がいないからね
 その代わり彼女は 愛しの我が子に注いでいるようだ

 猫っ可愛がり 結構 いいじゃない 太っ腹なのだし
 そうして思い返すのは そうだ あの日のことだ

 蝋燭は揺らめき 果たしてそれは何本だった?
 機械音で構成されたロンドン橋
 悲しみと共に あぁ それとにわかの陽の光

 雨の水しぶきさ 彼女はハムスターに齧られて
 軽く握ってそして放して逃がしてしまった
 でもそれは叱られるべきことかい?
 ハムスターにとっては御の字だったと思うよ
 だって脱出劇は人知れず一晩に何度も遂行間際に失敗してた

 ポニーはきっと休憩したがっていたし 軽いのなら大歓迎
 だから喜んでいたろう そばの女性と老婆と共にね

 わかっている 知っている 理解し 飲み込む
 脳の皺に刻み付け深く掘り込まれたそれは
 ちょっとやそっとのことじゃ流されないから大丈夫

 愛情なんてね あるところにはあるし
 それはきっと人の心の中でひたひた満たされている
 泉なのだろうと思うよ
 泉なのだろうと思うんだよ

 さあ返すべきは愛しの我が子に
 蝋燭を揺らめかせ それは幸せの彼方への旅路
 チケットは3枚 今のところ 増える予定もあるのでしょう?
 紙飛行機に乗ったらすぐに出発だって

 星の王子様に挨拶したら あのヒーローの家にもよって
 子供の頃の夢を見ようね

Posted at 21:10 | 私的詩 | COM(0) | TB(0) |
2006.05.25

おくれよ。

ねぇ その手の中に隠してあるものはなぁに?
ねぇ 大事そうに包んでいるけど それって僕のでしょ?

僕は今 桃色のふりをしているよ
僕の中 灰色が染み出してきたから

お腹が減ったなぁ
ねぇ どうかそれをちょうだいよ
ねぇ 僕にそのぴかぴかしてるものをおくれよ

お腹が減ったけど
僕は今 自分じゃ何も出来ないんだよ
僕の中 まだ自分じゃ操れないんだ

いつまでそうしているつもりなのさ
もう少し経てば僕はそれをきっと奪うだろうよ
ねぇ そうなる前に優しさを見せてよ
ねぇ それは僕に必要な餌なのだから

いつまでもこうしちゃいられないんだよ
もう少し経てば僕 その手握りつぶすことも出来るんだ
僕は今 着々と感じてる
僕の中 少しの黒が滲み出しているのを

その手の中 息も絶え絶えな 宝物をおくれよ
その手の中 僕から奪った 宝物をおくれよ
その手の中 潰されそうなそれは 僕の餌なんだよ
その手の中 握られたそれは 僕の餌なんだよ

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Posted at 18:26 | 私的詩 | COM(0) | TB(0) |
2006.05.06

アニマ

 偽りの中に佇む わたし
 空の白さを羨む わたし

 わたしは何も気付かぬ呆け
 貴方の言葉を鵜呑みにするの
 心を包んだ貴方の作は
 どうやらとても居心地いいから

 その唇で吐く言葉
 貴方にとっての真実かしら
 私にとっての真実かしら

 貴方は何を伝えようとして
 思ってもみないことを呟くのかしら
 貴方は何を信じようとして
 私の体を包むのかしら

 愛情に満ちた瞳
 優しさに溢れた指先

 冷めた私の体を温めて
 それはまるで母性のように
 貴方は私の全てを愛すわ

 貴方は永久の愛を信じる
 私はそれに酔ってみてる
 貴方は私を桃色に染める
 白に近くて私は喜ぶ

 何も気付きたくないから
 貴方のその盲目に付き合ってあげる

 小さな籠の中でこの上ない至福を
 周りに嘲られても気付かなければね
 こんな幸せなことないでしょう?
Posted at 15:38 | 私的詩 | COM(0) | TB(0) |
2005.12.04

でっどおーあらいぶ?

 ふと気付けば、窓の外には雪が降っていたんだ。
 雪、、僕は、雪がとても好きでね、だから、窓を開けたんだよ。
 そうそう、そもそも雪に気がついたのも、あの音が聞こえたからなんだ。

 とん、とん

 僕の部屋の窓をノックする音。
 おかしいだろう?大体、僕の部屋は27階にあるんだ、もちろん、ベランダがあるわけでもない、窓の向こうは、僕の小さな花園があるだけさ。それも、窓につけられた枠からはみ出せない、小さなスペースのね。
 とにかく、その音が聞こえたときはあせったさ。
 だって、27階だよ?そんなところに人が昇るわけないもの、それに、その音は本当にノックの音といった感じで、そう、鳥が嘴でつつくというようなものじゃなかったんだ。
 怖くなかったのかって?そりゃぁ、半端じゃなく怖かった、でもね。
 僕はそれ以上に好奇心が旺盛なのさ、自己分析の上ではだけどね。
 だから、僕は恐る恐る窓に近付いた。
 そう、僕、お化けの類が大の苦手なんだ。みんなには秘密にしていることの一つだけどね。
 でもね、とんとんって音がしたろう?だから、そこまで怖くはなかったんだよ。
 なぜって、お化けなら体がないから、きっと窓を叩いて音なんて出せないはずだからね。

 さぁ、そんな感じで、僕はカーテンを開けたんだ。すると、窓の外に今年最初の雪が降っていたってわけ。
 僕は窓を叩かれたことなんてすっぽりと忘れてしまって、思わず窓を開けたのさ。
 雪が降る音って不思議だと、僕は思うんだよ。
 そう、それはサンタクロースを乗せたトナカイの愛車が鳴らす音に似ていると、僕は思うんだ。

 そうそう、君はサンタクロースを見たことがあるかい?
 僕は、一度だけあるんだ。
 早く寝なさいってグランマに言われたけど、僕はあの晩実はこっそり起きていたんだよ。
 学校では、その時期になるといつもその話題で持ちきりなんだ、みんながみんな好き放題いろんなことを喋ってる。
 例えば、そうだな、三つ編み赤毛のサラがいうにはね、サンタクロースは少し日に焼けた太っちょおばさんなんだそうだよ。笑っちゃうよね。
 あと、いつも宿題を忘れてくるそばかす顔のマイクのところへは、こわぁいこわぁい黒いメガネをかけたおじいさんが来たんだって。
 そんなこんなで、みんながめいめいに色々なことを言うもんだから、見たことのない僕としてはたまらない。
 これは僕も実際のところを知りたいと思って、それで起きていたんだよ。

 で、眼を瞑って10分くらい待っているとね、そう、この窓の向こうで、あの音がしたのさ、しゃんしゃんってね、妙に赤い鼻をしたトナカイが愛車を滑らす音がさ。そのあとかな、部屋の中で音がしたんだ、そう、誰かが歩く音がね。
 それで、僕はがばって起き上がった、もしグランマだったら怒られちゃうとか、そんなことは考えもしなかった。
 すると、赤い服を着た、白髭の太っちょ爺さんが、こちらを見てびっくりしていたよ。もちろん、僕もびっくりさ。
 そのあとお互い見つめあいながら少しの時間が経って、サンタクロースは僕に言ったのさ、『もうお休み、明日になったら机の上を見てごらん』てね。
 僕はうんと頷いた、だって、もし嫌だといってプレゼントをもらえなかったら哀しいものね。
 そしてそのまま僕は眠って、次の日起きてすぐに机の上を見たら、いつも僕の宿題をチェックする係の熊のヌイグルミが、両手で欲しかったラジコンを抱えていたんだ。
 僕はたいそう喜んだね、そして確信したんだ、サンタクロースは必ずいるんだ、ってね。だってぼくは会ってしまったんだもの。

 続く。続きを読む
Posted at 19:11 | 私的詩 | COM(1) | TB(0) |
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